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「身体はつらいのに『まだ頑張れる』と自分に言い聞かせてしまう。」
「疲れているはずなのに、夜、ベッドに入ってもなかなか眠れない。」
そんな毎日を送っている方はいませんか。
こんにちは。
私は、自宅で完全予約制・紹介制の
鍼灸&エステサロンを営んでいます。
私が大切にしているのは、
身体を整えることはもちろん、施術を終えたあと 「なんだか心まで軽くなった」 と感じてもらえる時間をつくることです。
毎日を一生懸命に頑張るあなたが、
誰にも気を遣わず、
これ以上頑張ることも求められない場所で、
心と身体をそっとゆるめてほしい。
そんな想いから生まれた、
小さなプライベート空間です。
じつは、この想いにたどり着くまでには、エステティシャンとして働いていた頃の葛藤と、大きな決断がありました。
当時、私が働いていたエステサロンは、脱毛とフェイシャルの機械メインのサービスを提供していました。
「指名制ではないこと」が特徴で、
新人もベテランも同じクオリティのサービスを届けるというシステムです。
これはお客様にとっての安心であり、同時に、新人の頃の私にとって、
先輩がしっかりとフォローしてくれるという、大きな安心感でもありました。
しかし、経験を積めば積むほど、私の中で
一つの気づきが大きくなっていきました。
機械がメインとはいえ、お身体へのジェル塗布、拭き取り、タオルワーク、マシンのお肌への当てかた、
そしてフェイシャルのクレンジング・洗顔や、お仕上げなど、必ず「人の手」が必要です。
マニュアル通りに手順を習得しても、
触れる手が違えば、お客様に伝わる心地よさは全く違うものになる。
そして、その手の丁寧さがあってこそ、機械との相乗効果も変わってくるのだと気づいたのです。
「本当にお客様に喜んでいただくために
大切なのは、手のクオリティなんだ」
もっと手技を磨きたい。
私の手でお客様にしっかりお応えしたい。
そう思いながら日々を過ごしていたある日、
サロンのVIPのお客様からいただいた言葉がありました。
「私は、貴女の手が好きなのよ」
この言葉をいただいた瞬間、胸の奥が熱くなったことを今も鮮明に覚えています。
「この手から伝わるコトがある。
この手で伝えられるコトがあるんだ。」
そう信じられたことが、
私のセラピストとしての原点となりました。
手へのこだわりを深めるうちに、私の視点は
お顔だけでなく、お身体全体へと向いていきました。
「キレイは内側から」
その言葉の通り、お顔と身体はすべて繋がっています。
皮膚の下には筋肉があり、骨がある。
本当の美しさと健やかさを届けるためには、
そこへアプローチすることが自然な流れだと考えるようになりました。
しかし、会社勤めの環境の中で、これを徹底的に追求することには限界がありました。
「もっと一人ひとりに、
私の手で、とことん寄り添いたい」
その想いから、私は独立を決意しました。
その後、紆余曲折ありましたが、家族の大きな支えのおかげで、念願だった自宅サロンをオープンすることができたのです。
利益最優先の仕事ではなく、目の前のお客様に全力を注げるこの環境が、本当に幸せでした。
毎日施術をするのが楽しくて仕方がなかった、ある私の誕生日のことです。
お客様に施術をさせていただきながら、
「やっぱり楽しいなぁ」 と、
改めて感じていました。
と、同時に
「私、一生この仕事をしていたい」
強い想いが心の底から湧き上がってきました。
では、これから先、自分が歳をとって体力が落ちていったとしても、この仕事を一生続けていくにはどうしたらいいだろう。
年齢を重ねることがマイナスではなく、積み重ねた経験こそが最大の強みになるものを身につけたい。
何よりも、もっと身体のことを理解したい。
そして「気持ちよかった」で終わるのではなく「本当に楽になった」と感じてもらえる施術がしたい。
その答えが、東洋医学であり、
「鍼灸師」という道でした。
身体の内側、根本からアプローチできる
鍼灸の技術と、
エステティシャンとして大切にしてきた
「美と癒やし」の手技が合わさることで、
もっと深くお客様の心と身体に
寄り添えるのではないだろうか。
「心地よさだけで終わらせない施術がしたい」
そう確信した私は、40歳の時、
もう一度学校へ通って鍼灸師になることを決意したのです。
エステティシャンからセラピストとして経験を積み、鍼灸師となった今では、
少しずつ自分の手技を通して、お客様に良い変化をお届けできているという手応えも持てるようになりました。
ただ、じつは今でも、
「お身体の変化を感じてくれたかな」
「喜んでくれているかな」 と、
最後にお客様の表情や言葉を確認するまでは、安心できないのです。
けれど、不安だからこそ、毎回絶対に手を抜かない。
不安だからこそ、目の前のお客様にどこまでも真剣に向き合うことができる。
この緊張感こそ、お客様の身体をお預かりすることへの、私なりの誠実さだと思っています。
私のサロンが「完全予約制・紹介制」という形をとっているのは、
効率や利益を最優先にするのではなく、
お客様の大切な時間を預かり、私の手の感覚のすべてを使って、丁寧にお身体と向き合いたいからです。
心が疲れて、
身体が静かに悲鳴をあげているとき。
身体は無理を続けることに慣れてしまっても、
「楽になったときの心地よさ」は
決して忘れません。
だからこそ、もしも今
「もう少し自分を大切にしたい」
「本当はちゃんと休みたい」
そんな気持ちが 心のどこかにあるのなら、
その声を見過ごさないであげてください。
あなたの身体には、軽くなれる力が
ちゃんと備わっています。
私は、その力を引き出せるように、
この手と鍼灸で、
これからも寄り添い続けます。
私が鍼灸師になった理由は、
とてもシンプルです。
「心地よかった」で終わる施術ではなく、
張りつめていた心と身体を、
安心してゆるめられる時間を
届けたかったから。
あなたにとって必要なとき、
ふと思い出していただける場所であり続けられたら、
とても嬉しく思います。