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きゅうりの植えつけ 家庭菜園

みなさん、こんにちは。 前回のミニトマトに続き、代表的な夏野菜の一つ、きゅうりの植えつけをしました。

ところで「きゅうりは栄養がない野菜」と聞いたことはありませんか?(あるある!という方は私と同世代かしら)

ノンノン ♪ そんなことはなくて。正確にいうと「きゅうりはカロリー(熱量)が低い野菜」です。可食部100gあたり13kcalと、とってもヘルシーなお野菜なのですが、じつはちゃんと栄養があるのです。

主な栄養素(可食部100gあたり)
  • カリウム 200mg
  • βカロテン 330μg
  • ビタミンC 14mg
  • 食物繊維 1.1g
  • 約95%が水分
20210509_キュウリ植付け
2021.05.09
20210522_キュウリネット前
2021.05.22

苗を植えつけた頃は、梅雨の真っ只中。昼夜の気温差が激しいこともあり、初めて行灯(あんどん)を施しました。

行灯は、防風・防寒や防虫などの効果があるとのこと。ぐんぐん成長し、2週間ほどで囲いから出てしまうほどに・・・(もう少し大きいサイズが良かったのかも・・・日々改善です ♪)

 |主な栄養素について

きゅうりに含まれる様々な栄養素の中からいくつかピックアップして紹介したいと思います。

◆ カリウム ◆

人の体に欠かせないミネラルのひとつ。高血圧の予防や、筋肉の収縮をスムーズにする働きがあります。腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す働きもあるので、むくみ解消にも効果的といわれています。
 不足すると・・・
高血圧やむくみの原因になるといわれています。筋肉の収縮にも関わっているので、けいれんを起こしたり、また倦怠感(けんたいかん)や食欲の低下をもまねくようです。夏の暑さで汗をたくさんかいた時、カリウムも一緒に流出してしまうので注意が必要です。

◆ βカロテン ◆

体内でビタミンAに変換され、ビタミンAとして、目の神経伝達物質となります。活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防になるといわれています。皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあり、免疫力を高める働きもあります。がんの予防にも効果があるといわれています。
 不足すると・・・
ドライアイや暗いところでの視力低下につながります。免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったり、口内炎を起こしたりします。そのほか髪の脱毛などにもつながるといわれています。

◆ ビタミンC ◆

水溶性ビタミンの一つ。体の中では作ることが出来ないため、食事などによって外部から摂取しなければならない栄養素です。コラーゲンは美肌を保つために大切なタンパク質ですが、ビタミンCはこのコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。老化やがんの原因とも言われている活性酸素を、自らが酸化される事で身体を酸化から守る働きがあります。白血球の免疫力を高める働きがあります。これにより、風邪やウイルスに対する抵抗力が高まります。副腎皮質ホルモンの生成を促す働きがあり、これにより、精神的なストレスだけではなく、痛みや暑さ寒さといった外的なストレスに耐える力となります。他にも、メラニンの生成を抑える働きや、鉄分の吸収を助ける働きもあります。
 不足すると・・・
免疫力が下がり、風邪などを引きやすくなります。肌荒れやシミなどが出来やすくなります。歯茎から出血しやすくなります。ひどくなると、壊血病という皮膚などからも出血したり、関節痛などを起こしてしまいます。動脈硬化などの生活習慣病にかかるリスクが高まります。

このように、きゅうりには、むくみを解消してくれるカリウムや、免疫力を高めたり美肌作りには欠かせないビタミンC、便秘解消に効果を期待できる食物繊維などが含まれています。

水分量が多いので、体温を下げる効果もあり「夏野菜の代表」といわれる理由もうなずけますね。

ちなみに、ビタミンCは、加熱に弱い栄養素なので、できれば加熱せず生で食べることをおすすめします。また、ビタミンCやカリウムは水溶性の栄養素のため、あまり水にさらさないようにすることもポイントです。

行灯を外して、支柱とネットを施しました。お水をたっぷりあげて、成長を観察していきたいと思います ♪

20210522_キュウリネット後
2021.05.22

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